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食品微生物検査の手順
(腸内細菌科菌群)

<前増菌培養>

生食用食肉試料25gを秤量し、緩衝ペプトン水225mlを加え、1~2分ホモジナイズし、37℃、18±2時間で培養する。
ホモジナイズと培養

<選択増菌培養>

増菌培養液1mlをEEブイヨン10mlに加え、37℃、24±2時間で培養する。
ブイヨン10mlに加えて培養

<選択分離培養>

培養液をVRBG寒天平板に画線塗抹し、37℃、24±2時間で培養する。
VRBG寒天平板の培養
腸内細菌科菌群の典型集落を認める。 (淡紅色~赤色又は紫色集落)
腸内細菌科菌群(+)

<純培養>

典型集落を釣菌し、普通寒天培地へ画線塗抹し37℃、24±2時間で培養する。
普通寒天培地へ画線塗抹し培養

オキシダーゼ試験

ガラス棒を用いて、単離集落の一部をオキシダーゼ試験紙の上に塗抹する。(※釣菌にはニクロム線を使用してはならない)
オキシダーゼ試験紙の上に塗抹 判定:10秒以内に青色(深青色)化しない→陰性

ブドウ糖発酵性試験

オキシダーゼ試験を行った同一コロニーを釣菌し、穿刺、37℃、24±2時間で培養する。
オキシダーゼ試験を行った同一コロニーを釣菌、培養のイメージ 判定:培養後、培地全体の色調が黄色に変化した場合、陽性とする。

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