ガラス製実験装置・器具(桐山製作所)

容量は留去分の量です。
これは有機物より水銀を検出するための分解装置で、その終工程で濃縮を行ないます。

検体の乾燥にデシケーター同様に用いますが、下部容器は耐熱ガラスを用いて加熱ができるようになっております。
容器下部に乾燥剤を入れるほか上部コックの下にも乾燥剤を入れれば常圧にもどす場合乾燥空気のみで容器内をみたすことができます。

この装置は低沸点溶媒の精製に用いられます。
加熱された溶媒の蒸気は、らせん管の部分で一度空冷され、液化した溶媒は分留管にもどり、再度管内の蒸気により気化され精製されるものです。

フィルターを有する容器です。
下部抜出管、側管の形状、保温の有無によって4種類のものがあります。

溶剤の蒸留精製や反応物の濃縮に使用します。
特にエーテルなど低沸点の突沸し易い溶剤に適しています。

これらの装置は微量の反応や粘性のある物の反応に用いられます。
たとえば装飾したいポリマーを溶媒に膨潤させ、フラスコに仕込みます。

研究室において実験家各位が御自分で各種の装置を組立てる場合に使用する全透明摺合せジョイントで、特徴は、グリースを使用せずに漏洩が少なく、また実験終了後の装置の分解の際に、おこりやすい摺合せの固着しにくくなっております。
材質はほうけい酸ガラス-1で、加工がしやすく組立後の歪みによる破壊も少なく、また一般に管材も販売されておりますので、それらの入手及び組立に便利です。

自己与熱保温塔と組合わせた汎用（ブランク塔）蒸留装置です。
スルザーラボパッキング（25φ用）や各種の不規則充填物など、ご自由にお選びいただきご使用下さい。

自己与熱保温塔と組合わせたガラス製充填物仕様の蒸留装置です。
酸類、ハロゲン化有機化合物などに適します。（H.E.T.P.42mm）

この蒸留操作はアルカリ溶液を使用するため擦合せ部が固着することがあります。
それを防ぐために要所の擦合せ部にフッ素樹脂シールの御使用をおすすめいたします。

この蒸留操作はアルカリ溶液を使用するため擦合せ部が固着することがあります。
それを防ぐために要所の擦合せ部にフッ素樹脂シールの御使用をおすすめいたします。

この蒸留操作はアルカリ溶液を使用するため擦合せ部が固着することがあります。
それを防ぐために要所の擦合せ部にフッ素樹脂シールの御使用をおすすめいたします。

水素化砒素発生操作法：ビーカーに試料（砒素換算0.002～0.01mg）を測って入れ、硫酸と硝酸を加えて加熱し、試料を分解させます。
分解した試料を水で洗い流して水素化砒素発生びん（三角フラスコ）に移し、塩酸、ヨウ化カリウム溶液、塩化スズ溶液を加えて振り混ぜます。

なお高沸点のものの場合、内管にヒーターを巻きつけます。
そのほか各種のご要望には個々に製造いたします。

下水法の窒素蒸留装置を工場排水試験法のために使用する蒸留装置の部品をできるだけ多く利用し、当社でできる範囲にシステム化した装置です。
又この組立て方ですとフェノールの項の蒸留も行なえます。

表示の価格には還流比調節タイマー及び充てん物は含まれておりませんから御注意下さい。
精密分留の装置で還流比を1秒を単位として正確に設定することができます。

工場排水試験法JIS　K0102　1981シアンの項に例示してある蒸留装置を当社で、できる範囲にシステム化した装置です。
他の装置への転換が可能なので能率よく経済的に御使用いただけます。

溶剤回収、又は沸点が離れた液体混合物の簡便な蒸留装置です。
高沸点物の飛沫同伴を防止する工夫がしてあります。

植物試料からのくん蒸剤の抽出濃縮を行うための装置です。
左側目盛部分へ20mLの有機溶媒を入れ、抽出試料は右側丸フラスコへ水と共に仕込み、水蒸気で追出し上部冷却器で還流させ容媒層を沈下するあいだに抽出と濃縮を行います。

蒸気の蒸散距離を出来るだけ短くして、分子蒸留の考えに近づけた蒸留装置です。
目盛付き分留管は多岐管と摺合わせで接続し、4つのフラクションに分けることができます。

容量はフラスコの呼び名です。
実際の仕込は少な目に見込んで下さい。

ごく少量の試料の簡易な分子蒸留装置で原理的にもショートパス蒸留ではありません。
Aに試料を仕込み、Bのフラスコに沸点でえらんだ熱媒体を入れ加熱します。

K字管を組み合わせたものです。
冷却器下端のジョイントは二又アダプターをつけるためト字管付のものとはちがい、まっすぐになっております。

本図は凍結乾燥器の一試案です。
実験家各位の用途に合った形の装置を御提示、出図、考案等により製作をいたしますので御相談下さい。

反応により塩などが生成し、目的とするものの蒸留が分解やとっぷつの心配で行なえない時に用います。
左側は反応フラスコで、右側のフラスコをジュワー瓶に入れた寒剤で冷し減圧にすると右側フラスコ内に液化してたまります。

これらの反応装置はいずれもガスの発生装置としても使用出来ます。
たとえばエチレンガスを発生させるときは滴下ロートにエチルアルコールを、フラスコに濃硫酸を入れ、フラスコを180℃に加熱したところでエチルアルコールをゆっくり加えます。

充てん物は価格に含まれておりません。
比較的精密な分留が装置の手軽さにくらべ得られます。

濃縮用の分留管を用いた分留装置です。
有機溶媒の濃縮なども行なえます。

分留、蒸留装置や充てん物は用途が多岐にわたる為、記載されていない形状や仕様の場合は特注で対応いたしますのでご相談下さい。
充てん物は価格に含まれません。

充てん物は価格に含まれておりません。
大まかな還流比を分留ヘッドのコックのしめ切りかたで設定できますから分留効果もよくなります。